皆様、こんにちは!
神戸市で遺品整理・リフォーム工事・不動産販売を手掛けていますLive Labo (リブラボ)です。
突然ですが、皆様は生前整理という言葉をご存じですか?
最近では終活といった言葉が話題になりましたが、生前整理もそれに内包されており、
自分が生きているうちに自分の身辺や財産、所有しているものを整理することです。
近いものに老前整理というものがありますが、生前整理の一番の特徴は若いうちからコツコツ始めていくことになります。
今回は生前整理を今から始めるメリットとその方法についてお伝えしていこうと思います。
若いうちから生前整理を始めるメリット
・体力・判断能力がある今のうちから
身の回りの物を整理することは、心身共に体力を使うものです。重いものを搬出したり、大きな物を移動させる作業は、高齢になってから始めるとより困難になります。また、判断能力が衰えてしまい遺言や財産・物の整理が大変になる、最後までできない場合があります。
・予期せぬ不幸に備えて今からできることをやっておく
誰しも自分にこれから起こるであろう事を予測することはできません。そのため、私たちにできることは日々備え、最善の行動をすることだけです。大切な家族や友達、自分に何かあったときに伝えたい事がある相手はたくさんいるのではないでしょうか?今できることをコツコツ進めていくことは、これからの人生に大きな自信を与えてくれるに違いありません。
・今を、そしてこれから生きていく上でも、残りの人生プランを考えるキッカケに
これまでの人生で、あなたはどれだけの物や思い出を積み重ねてきましたか?
他人から見ればただのガラクタであっても、本人からすればとても大事な思い出の品であったりします。それらを一旦整理することは、今後に向けた新たなスタートを切るキッカケになることでしょう。
「あんなこともあったな」「こんなことに打ち込んでいた時期もあったな」と人生を振り返ることで、今後自分がやりたいことや挑戦してみたいことが明確になるかもしれません。
・残された家族のためにも今できること
遺品整理の場合は、お家にあるものを家族、親族が片づけることになります。しかし、それ以前に遺族は葬式の準備や財産の整理など、様々な手続きをしなければなりません。残された家族に対する、更なる負担は今の自分が減らすことができるのです。
また、大切な書類の所在は本人にしか分からないことも多いです。生前整理の中で財産関係を整理し、目録などを作成しておくことで、家族が相続する財産を把握する助けになります。
生前整理の進め方
① 日用品、家具、財産などの整理整頓
② エンディングノートの作成
③ デジタル整理
若いうちから始めるにあたっては、この3項目を中心に進めていくと良いでしょう。①の日用品、家具、財産などの整理は、若いうちからコツコツ始めていくことで日々の生活環境をより良いものにすることができます。②のエンディングノートというのは、「もしもに備えて自分の情報や意思を記録に残しておくもの」になります。遺言書とは異なり法的効力がないものの、若いうちからもしもに備えて自分の意思を書き留めておくことはとても重要なことであると言えます。③のデジタル整理は、クレジットカードやネットバンキング情報など、本人しか知り得ないデジタル情報を記録しておくことになります。最近ではSNSのログインパスワードやサブスクリプションコンテンツなど、情報は多岐に渡ります。「デジタル遺品」として放置されると、情報が悪用されるなど後々トラブルになることがあるので、早いうちから整理していきましょう。
今回は、若いうちから生前整理を行うメリットと方法について紹介をさせていただきました。本日お話しした内容のとおり身の回りの整理は想像以上に手間と時間がかかってしまいます。
また整理の最中で、不用品などの処理が苦労されるポイントではないでしょうか。自分でできることは自分で、大型ごみや処理に困るであろう物に関しては業者に頼むのも一つの手であると思います。
そういった方は、兵庫県を中心に、不用品整理からマンション・戸建て住宅の不動産売買、リノベーション工事を幅広く対応しワンストップで全てのご相談をさせて頂いておりますLive Labo(リブラボ)までご相談ください。