空き家を保有している人必見、空き家の活用方法について 

皆様、こんにちは、Live Labo(リブラボ)です。

親や親族から住宅を相続したり、以前の住まいをまだ所有しているなどの理由から、空き家を放置している方は多いのではないでしょうか?空き家をそのままにするか、活用するかで長期的に見たときに所有者にかかる負担は大きく異なります。

今回は早ければ早い方が良い空き家の活用方法と、実際に成功した活用事例をご紹介していこうと思います。



空き家問題について



空き家を放置していた場合、罰金などさまざまな罰則が課されてしまいます。空き家を放置すると特定空き家に指定され固定資産税の優遇がなくなってしまいます。そうなった場合、納める税金が4倍になってしまうため、維持費が大幅に増えてしまいます。そうならないためにも所有している空き家はきちんと管理、もしくは活用していく必要があります。

 また、特定空き家に指定された後も、期限内に改善命令に従わなかった場合には空き家対策特別措置法に基づき50万円以下の罰金が科されます。更にその後も状況が改善されない場合は行政が所有者の代わりに対応する「行政代執行」により、建物の解体が行われることがあります。行政代執行によってかかった費用は所有者に請求されることになります。


空き家の活用方法



特定空き家に指定されてしまうと固定資産税の優遇を受けられなくなるなど、所有者にデメリットが生じてしまう可能性が高いです。そうならないためにも空き家を効果的に活用していく必要があります。空き家を活用する例としては4つ挙げられます。


①そのまま貸す

一番シンプルな方法はそのまま貸し出すというものです。建物の状況にもよりますが、第三者に貸すことができれば維持費などの費用の足しになる可能性があります。


②リフォームして貸す

建物の状態があまり良くない場合には、リフォームして貸すことで活用することできます。しかし、リフォーム費用を最小限に抑えておかないと、費用回収に時間がかかり結果的に損失を被ることになります。


③シェアハウスにする

その土地の賃料が高い場合には、シェアハウスとして貸し出すという方法もあります。近年ではシェアハウスの人気が高まっているため、ブランディングの意味でも大きなメリットが生じる可能性があります。この場合でもリフォームが必要になりますが、入居者が理想的に感じるようなシェアハウスが運用できれば、事業としての幅も広がるのではないでしょうか。


③建物を解体して土地活用する

老築化がひどい物件の場合は、解体して活用したほうが良いケースもあります。土地を活用する場合は、そのまま第三者に貸したり、駐車場にすることもできます。ただその土地に対する需要によって変動する部分ではあるので、地方の場合には収益性が低い場合があります。


④売却

そのまま活用することが難しい場合は最終的に売却するという選択肢になります。保有継続する場合の維持費と、活用した場合の利益、売却した場合の利益、譲渡所得税の課税額を天秤にかけて判断する必要がありますが、所有者にかかる手間や負担は金額では判断しづらい部分なので検討する余地はあるのではないでしょうか。


空き家の活用成功事例


では実際に空き家を活用して成功した事例をご紹介します。

NPO法人「尾道空き家再生プロジェクト」は広島県尾道市の山手地区にある空き家を再生し、地域ならではの景観を守るための取り組みを行っています。中心市街地空洞化や生活スタイルの変化、建築基準法の改定などの影響で時代に取り残された古いアパートをものづくり発展拠点として再生させるなど、古い建物の良さをあえて残してリフォームすることで現代の建物にはない付加価値を付けています。耐震などの安全面を十分確保したうえで、古い建物から古き良き味わいある建物に変身させた良い例です。

空き家の活用でお悩みの場合は、ぜひご相談ください!


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