タイルの浴室をユニットバスにリフォームする際のポイント

タイルの浴室の掃除が大変、老朽化で故障が心配、デザインが古くて気に入らない……。そんな不満を抱えている方は、ユニットバスへのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

ユニットバスは、タイル風呂に比べて、掃除が楽、機能性が良いなどのメリットがあります。

この記事では、タイル風呂からユニットバスのリフォームについて詳しく解説します。タイル風呂の不満を解消して、快適な入浴を手に入れたい方は、ぜひ最後までお読みください。


タイル風呂(在来工法の浴室)とは?

タイル風呂は、在来工法の浴室として知られています。これは、浴室周りに防水処理を施し、その上にタイルなどの素材で床・壁を仕上げる工法です。

ユニットバスが登場するまではこのタイル風呂が主流でした。


ユニットバスとは?

ユニットバスは、工場などであらかじめ浴室の天井・浴槽・床・壁などを作っておき、それらを住宅現場で組み立てて完成させる浴室のこと。

ユニットバスは、近年では、在来工法の浴室よりも主流となっています。その理由は、施工のスピーディーさや価格の安さ、断熱性の高さなどによるものです。


タイル風呂とユニットバスのメリット・デメリットは?



タイル風呂のメリットは?


デザイン性が高い

タイル風呂はデザインの自由度が高いことが特徴です。在来工法では、床や壁に使用するタイルの素材や色、模様を自由に選べ、幅広いデザインに対応できます。


タイル風呂のデメリットは?

掃除が大変

タイル風呂は、目地や浴槽の隅まで汚れが溜まりやすく、特に目地はカビやヌメリが発生しやすいため、定期的な掃除が必要です。


老朽化による故障も考慮すべき

経年劣化でタイルが割れたり、浴槽がひび割れたりする可能性があるため、定期的なメンテナンスが重要です。


気密性や保温性が低い

隙間から冷気が入りやすく、特に床や壁がタイルで仕上げられた場合は保温性が低いため、寒さを感じやすくなります。光熱費の増加にも注意が必要です。


タイル風呂を選ぶ際は、メリットとデメリットをバランスよく考えて検討することが重要です。


ユニットバスのメリットは?

掃除がしやすい

ユニットバスはまず、掃除も手軽で効率的です。

目地がなく、汚れが溜まりにくいため、カビやヌメリが発生しにくいです。お手入れが簡単なため、清潔感を保ちやすいのもポイントです。


最新の機能

浴室乾燥機や追い焚き機能など、ユニットバスには最新の設備が組み込まれることが一般的です。これにより、快適な入浴空間を実現でき、日常のリラックスタイムが一層充実します。

ユニットバスは、使い勝手の良さと快適性を兼ね備え、忙しい現代生活にうってつけの選択肢といえるでしょう。


ユニットバスのデメリットは?

しかし、ユニットバスは一体型の構造ゆえ、広い浴槽や特殊なデザインが難しいことがあります。また、修理やリフォームが難しく、一部が損傷した場合、全体を交換することが必要となることもあります。


タイル風呂とユニットバスの選択に関しては。メリット・デメリットを理解してライフスタイルにあった選択をしましょう!


タイル風呂の費用



タイル風呂からユニットバスにリフォームする費用は、65~150万円程度が相場です。工事期間は、1週間~10日くらいが目安です。

費用は、ユニットバスの本体価格と工事費の合計で決まります。ユニットバスの本体価格は、グレードやサイズによって異なりますが、20万円~80万円程度が相場です。工事費は、浴室の解体や床の基礎工事、配管工事などによって異なりますが、40~100万円程度が相場です。

浴室の移動や広さを拡げる工事をする場合は、プラスで費用がかかります。


タイル風呂は、掃除が大変、老朽化による故障、気密性や保温性が低いなどの不満があります。一方、ユニットバスは、掃除が楽、耐久性が高いなどのメリットがあります。

タイル風呂の不満を解消して、快適な浴室を手に入れたい方は、ぜひユニットバスへのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

また、リフォーム会社を選ぶ際には、実績や口コミを参考にするのもよいでしょう。

この記事が、タイル風呂からユニットバスへのリフォームを検討している方の参考になれば幸いです。


兵庫県神戸市のLive Labo(リブラボ)は小さな工事から大きな工事まで幅広くリフォームに対応しております、お風呂の交換をお考えの方はまずはお気軽にご連絡ください!